三重テレビ「ハッピー!エコCUTE!」2012年1月7日放送

平安時代には『竹の都』と呼ばれた明和町斎宮。
そんな地域の特色を生かし、まちかど博物館として設立された『竹茗舎』。
その竹茗舎の開館2周年記念特別展を紹介します!

今回紹介するのは、明和町にあるまちかど博物館『竹茗舎』。
この『竹茗舎』は、竹をテーマにした博物館として2010年10月にオープン。
ユニークな竹や昔から使われてきた竹製品、竹細工、竹にまつわる文献などを展示しています。
ここで開館2周年を記念した、『特別展』を開催しているそうなんです!


代表の渡邊幸宏さんにお話を伺いました。

渡邊「2周年を記念し、近隣近在の方に呼びかけて竹に関する作品を募集したところ、 110件もの作品の応募があったんです。
それらを陳列展示しています」

竹でできた作品がたくさん展示されていますよ!


こちらは『ユーモア賞』の「いい湯だな」。
孟宗竹の中に真竹が入っていて、お風呂に浸かっていますね~。
頭にはちゃんと、手ぬぐいも乗っているんですよ!


こちらは『竹細工・工芸部門賞』です。
竹の節を上手に使って、上手に竜の鱗の雰囲気を出しています。
躍動感がありますね!

実際に竹を扱ったり眺めて利用できる機会を作りたい…。
竹にみんなの目が向くように、竹の文化が広がっていくようにと、渡辺さんはこのコンテストを企画しました。
しかし残念ながら、特別展は2012年1月10日で終了とのこと。

でも、観どころは、まだまだたくさんありますよ!


見てください、この細かい竹細工の人形たち!
いろいろな竹の特徴を生かして作られています
太鼓の部分は『布袋竹』という竹の、特殊な形をしたフシが使われているそうです。


竹で作られた蟹も、本物そっくりです。

さて、渡邊さん、今年の抱負は?


渡邊「辰年ですから鯉が滝を昇って滝になるように、一皮むけた博物館に脱皮したいですね!」

大きな夢ですね!
これからも竹の文化が広まるよう、がんばって下さい!